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車中泊のトイレ問題
こんにちは、YouTubeチャンネル「たつおと海子」の海子です。自作のキャンピングカーでパートナーのたつおと車中泊旅したり、ソロ車中泊したりして楽しんでいます。2018年ごろから始めたので、今年(このブログ執筆時点の2023年)で車中泊歴5年目になります。
車中泊に興味はあるけどトイレはどうするか?という問題。気になりますよね。この記事では私の対処法と実際に使ってみて便利だったグッズ、失敗談などをご紹介していきます。
トイレなしのキャンピングカーで車中泊
私たちは、日産・NV350キャラバンベースのキャンピングカー(通称キャラバン)とマツダ・ボンゴバンベースのキャンピングカー(通称ボンゴ)で車中泊旅をしています。どちらも自分たちで改造してキャンピングカー化したものです。
キャラバンもボンゴも、トイレは付いていません。そのため基本的に車中泊する場所は公衆トイレのある場所を選び、そちらを使わせていただいています。
毎回Google Mapsを使って公衆トイレの有無を確認した上で車中泊場所へ向かいます。Google Mapsに写真やコメントが投稿されていることも多いので、お手洗いの設備や清潔度もある程度事前に知ることができありがたいです。
緊急時の対策は?
また、緊急時の対策として100均で手に入る簡易トイレを常備しています。コンパクトなので車内に置いておいても邪魔にならないのがいいですね。
かなり簡易的なタイプで、凝固剤の入った袋に直接用を足す形になっています。容量は300cc。あくまで緊急時用ということで積極的には使いたくないなぁというのが正直なところです。
ちなみに、この簡易トイレを使用する機会は今のところ一度もありませんでした。ですが万が一の時はこれが使えるという安心の意味でも必需品だと感じています。
こんなはずでは…車中泊のトイレ失敗談
とはいえ、5年も車中泊をやっているとトイレ関連のトラブルには多々遭遇しました。
Google Maps上でトイレの有無を事前確認しているとはいえ、実際に行ってみたら使用できないということはよくあります。特に冬場などに多いのですが、お手洗いが閉鎖されてしまったりすることがあるのです。その場合、トイレを求めてさらに移動を余儀なくされます。
トイレは使えるけど汚いという場合も辛いですね。常にGoogle Mapsで清潔度が確認できるとは限らないので、情報がない場合は賭けです。
車中泊の救世主!ポータブルトイレが便利すぎた
車中泊場所がトイレ付きの駐車場に限られるため、場所探しには毎回苦労していました。また、トイレが閉鎖されているなどのトラブルも何度も経験してきました。すごくいいロケーションなんだけどトイレがないから車中泊できない…という残念な思いをしたこともあります。
そこで、公衆トイレがない場所でも快適に車中泊ができないか?と考え購入したのがこちらのポータブルトイレです。
こちらはAmazonで3,500円くらい。これがめちゃくちゃ便利!
組み立て式だからコンパクトにもなり、洋式トイレのように座ってできるので簡易トイレよりかなり快適に用を足すことができます。
こちらの動画では実際の車中泊で使う様子をご紹介しています。
実際の使い方ですが、まず別売りの凝固剤と汚物入れを用意します。汚物入れ用のビニール袋をセットして用を足したら凝固剤を振りかけて尿を固めます。シンプルですね。固めた尿は燃えるゴミとして処分可能とのこと。(使用する商品によっても異なるかと思いますので、商品の説明書をご確認ください。)
毎回袋のセットと凝固剤の散布が必要になるので手間ではありますが、慣れればそこまで気になりません。何より車中泊場所の選択肢が広がるというのが革命的ですね。
気になる匂いは…?
用を足し終えたら、ビニール袋の口をしっかりと縛ります。セリアで購入した消臭機能付きポリ袋という商品があったので、さらにこちらに入れて口を縛って保管しました。
袋の上から匂いを確認したのですが、したのはビニール袋の匂いだけ。汚物入れ用の袋が匂いをシャットアウトしてくれているのかもしれません。
また、一日経ってから再度匂いを確認しましたが、特に匂いが気になることはありませんでした。何日も放置するとまた違うかもしれませんが、早めに処分できるのであれば問題なさそうです。
ポータブルトイレ使用の注意点
ぜひ今後の車中泊旅でポータブルトイレを活用していきたいのですが、ゴミの量には注意が必要だと感じました。使用回数分だけ固めた尿のゴミが増えるので、結構なボリューム感になります。
私としては、今後も基本的には公衆トイレを使用させていただきつつ、緊急の際やロケーションはいいんだけどトイレがない!という場合にポータブルトイレを活用していきたいと思っています。
こちらの記事が皆さんのお役に立てば幸いです!!