こんにちは、海子です。8月上旬、長野県にある蓼科山にたつおと二人で登ってきました!蓼科山は八ヶ岳の北端に位置し標高2,531mを誇る山です。私もたつおも登山は初心者ですが、日帰りで登ることができ景色も最高だったので紹介します。
目次
八ヶ岳に初心者が登れる山があったとは
ちょうど車中泊旅で長野に来ており、近くにいい山ないかなぁと調べいた時に蓼科山を見つけました。個人的に八ヶ岳というと初心者にはハードルが高いイメージがあり、日帰りでサクッと登れる山なんてあるのか?と思っていました。しかし、この蓼科山は7合目まで車で行けて4時間程度で山頂と往復できるというではありませんか!
蓼科山(たてしなやま)は、八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,531mの火山。山の情報はこんな感じです。
蓼科山(たてしなやま)
標高:2,531m
所在地:長野県
山域:八ヶ岳
登山前日は七合目駐車場で車中泊
早速車で蓼科山七合目駐車場へ。公衆トイレもあり、夜間に施錠されることもないのでここで車中泊して翌朝登山することにしました。駐車場はトイレの前あたりに10台以上は泊められそうなスペースが1つと少し離れたところにさらに大きな駐車スペースがもう1つありました。
駐車場としてはかなり広い場所が確保されているなぁという印象でしたが、連休など混み合う時期はいっぱいになることもあるようです。ちなみに私たちが行ったのは平日でだーれももいませんでした。広い方のスペースに駐車。ポツンとこんな感じです。
高地での車中泊は夏でも寒さ対策が必須
8月の上旬でしたがかなり涼しく、夕方になると半袖では少し寒いです。夜は薄手の封筒型の寝袋を開いた状態で掛けて寝ましたが、朝方には肌寒さを感じました。長袖の羽織りと寝具、夏でもしっかりと寒さ対策が必要です。
最短の登山コースで山頂を目指す!
翌朝07:10、いよいよ登山開始!鳥居が登山口の目印です。山頂に蓼科神社があり、その鳥居がここ七合目にあるというわけです。
山頂までの往復ルートは大体こんな感じ。
登り始めはなだらかな道が続きますが、途中から一気に急になります。短時間で登れるとはいえ、2,000mを超える山。登山靴やコンパスなど登山用の装備は必須です。実際に、足を取られやすい箇所や岩場など慎重を要する箇所が複数ありました。
私自身、道が急になってからしばらくは結構キツかったです。頑張って登っていくと、身体が慣れてきたのか少しづつ楽になっていきました。
60分ほどで蓼科山荘に到着。山頂までもうひと頑張りです。蓼科山荘から先は岩がゴツゴツのゾーン。楽しーい!ですが、転倒すれば重大な怪我に繋がりかねないので慎重に進みます。
鎖が設置されているところもありました。岩を手で掴みながら進むので、登山用のグローブや軍手があった方が快適に登れるかもしれません。
これが八ヶ岳の絶景か!
蓼科山頂ヒュッテが見えてきたら、もう山頂です!この雄大な眺めはさすが八ヶ岳という感じ。この日は一部に雲がかかってしまっていましたが、晴れていれば360度美しい景色を楽しめそうですね。
山頂はかなり広々とした場所になっており、景色を見ながら昼食をいただくのにぴったり。これだけの広さがあれば、登山者が多い日でも場所を確保できそうです。
頂上に到着したのが08:40頃。ちょっと早いですがここでお昼(朝食?)にします!持参した海苔&おかか&胡麻のおにぎり、そしてカレーの材料と簡単な調理器具で山頂カレーを作ってみました!うまいっ!
山頂カレーの詳しい作り方はこちらの記事をご覧あれ。
最後に蓼科神社で感謝の気持ちを伝え下山。登ってきたのと同じ道を戻りますが、下りの景色も最高でした!
下山し始めたのが09:40頃でしたが、このタイミングで何組も頂上に到着してくるグループがあり、下山中も山頂を目指す多くの登山客とすれ違いました。さすが人気の山ですね!人の少ない時間帯に登りたい方は9:30より前に頂上につくようスケジューリングした方がいいかもです。
蓼科山に登った感想
景色の美しさは言うまでもないのですが、山頂が広々していて気持ちがいいこと、そして4時間程度と比較的短時間で往復できる蓼科山はかなり満足度の高い山でした。標高2,531mから眺める八ヶ岳の山々は格別です。
私が登ったのは8月の上旬。歩いている間は薄着でも大丈夫でしたが、山頂で休憩していると肌寒くなりました。平地は猛暑でも、羽織れるものを持って行くことをお勧めします!
最後に今回の登山のタイムと注意点をまとめました。参考までにどうぞ。
登山タイム
- 登り 90分
- 山頂休憩 60分
- 下り 70分
- 合計 220分
注意点まとめ
- 夏でも寒さ対策が必要
- 足場が悪い箇所に注意
- 岩場があるためグローブや軍手着用がおすすめ
「私八ヶ岳登ったことあるよ!」て言ってみたい…