こんにちは!海子です。釣りでは外道とされ、リリースされることが多いエソ。私は、釣り好きのパートナーのたつおには、もし釣れたらぜひ持って帰って欲しいと言っています。それは、シンプルに美味しいから!
エソは小骨が多く食べづらいため敬遠されがち。顔も爬虫類みたいで苦手という方も多いようです。(私はよく見るとかわいいと思います♡)しかし身自体は味が良く、高級かまぼこの材料にもなるそうですよ。
この記事では、小骨の多いエソをシンプルな処理で美味しくいただく方法をご紹介します。今までリリースしていたエソをぜひこの機会に味わってみては?
エソの小骨は包丁で叩けば気にならなくなる
エソはすり身の状態にすれば小骨が気にならなくなり、美味しく頂けます。まずは下準備としてエソをすり身にしていきましょう。
たつおが釣ったこちらのエソ。体長30~40cmくらいだったでしょうか?今回はこちらを使います。まずはシンプルに三枚おろしにします。

三枚おろしにしたら、まずは適当な大きさにざくざくと包丁でカット。そして包丁で叩く、叩く、ひたすら叩く。これがけっこう楽しいんです。
私は包丁でバンバン叩きましたが、フードプロセッサーですり身にしてもOK。また、今回は皮も一緒に叩きましたが、気になる方は皮をひいてから叩いてください。これで準備完了です。
エソの旨味を味わう醤油ラーメンを作ろう!
材料(2人分)
エソ団子のタネ
- エソのすり身 1匹分
- 長ネギ 4cm
- ニンニク 1片
- 卵 1個
- 片栗粉 大さじ1~3
- 塩 小さじ1~2
ラーメン
- エソ団子のタネ 先ほど作った量の1/2
- 長ネギ 1/2本
- おかひじき 一掴み
- お好きなラーメンの麺 2玉
- 薄口醤油 適量
- 岩のり お好みの量
- 卵 2個
作り方
まずはこのラーメンのキモとなるエソ団子のタネを作ります。
- 長ネギとニンニクをみじん切りにする
- 1、卵、塩をエソのすり身に加えてよく混ぜ合わせる
- まとまり具合を見ながら片栗粉を加える(片栗粉の量は硬さをみて調節する)
多めに作ってこんな感じでタッパーに入れておくと後から使いやすいです。

続いてラーメン作りに移ってきましょう!
- 長ネギ、おかひじきは食べやすい大きさにカットしておく
- 深鍋に水を入れて火にかけ、沸騰するまで加熱する
- 1が沸騰したら鰹節を入れ、香りが出たら取り出す
- 2を中火で熱しながら、スプーンでエソ団子を少量ずつとり加えていく
- 3に長ネギとおかひじきを加え3-4分煮込み、薄口醤油で味を整える
- ラーメンの麺を茹でて5と一緒に器に盛りつけ、お好みで岩のりと生卵をのせる
エソの可能性は無限大…
今回はラーメンのレシピを紹介しましたが、エソ団子を使ったスープも美味しいです。一度すり身の状態にしてしまえば、アレンジが効きやすいので料理も楽しいですね。

スープ以外だと、以前餃子を作ったこともありました。これも身ふわふわ、旨味たっぷりで美味でした。まさにエソレシピの可能性は無限大!